校長挨拶
一宮北高校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
本校は、清流木曽川を北に臨む愛知県の北西部に位置し、昭和50年に開校しました。
教育目標は、初代校長である鬼頭有一先生が掲げた「高い理想と絶えざる努力」「格調ある校風」「形から魂への教育」の3つで、開校以来変わることなく引き継がれています。
私どもは、この教育目標に則り、向学の精神に燃える志の高い人間を育て、地域に愛され地域社会に貢献する人材を育てるために、全職員が一丸となって日々の教育活動に努めてまいります。
本校は、全日制普通科の高校ですが、平成22年に「福祉実践コース」、平成29年に「福祉探究コース」を開設し、特色の一つとなっています。福祉実践コース(20名募集)では、将来、福祉をはじめ、看護、リハビリテーション、幼児教育などさまざまな分野でリーダーとして活躍できる人材の育成を目指し、多くの校外体験学習やインターンシップ、基礎医学等の講義を取り入れ、理解を深められるキャリア教育支援とともに、上級学校への進学に必要な学力が十分に身につく学習指導で活躍できる人材の育成を目指し、探究学習を通して、ティームティーチングや主体的・対話的で深い学びを取り入れた授業展開を行っています。特に、英語を通して国際機関などの文書や時事的な教材を用いて読解力や表現力を身につけることを目指しています。
また、部活動、学校行事、一宮特別支援学校との交流、ボランティア活動等の充実した高校生活を送る様子を、このホームぺージで随時紹介していきますので、ご覧いただければ幸いです。
令和6年4月1日
愛知県立一宮北高等学校長 大森 北寛
校歌 -たまきはるわが命-
「正誼明道」(せいぎめいどう)碑について
詳しくはコチラ
「正誼明道」は漢の武帝の時代の碩学董仲舒の名言「正其誼不謀其利、明其道不計其功」(其の誼を正して其の利を謀らず、其の道を明らかにして其の功を計らず)に拠る。
「誼」は「義」と同義で、「義」を正し、「道」を明らかにすることは、功利のためではなく、それ自体が人として求めるべきあり方であるということを述べた言葉とされる。
揮毫されたのは、戦前戦後を通じて政財界に大きな影響を与え、
「平成」の年号の考案者としても知られる安岡正篤(やすおかまさひろ)師である。
東洋古典研究・陽明学の大家としても知られる安岡師を、同じく漢籍の研究者であった本校初代校長の鬼頭有一先生も師と仰ぎ、自らが開設に携わった北高のために直接安岡師に依頼され、揮毫していただいたものとされている。
教育目標
シンボルマーク
己が行く手を示す北斗七星のようにあってほしい
という意味を持ち、
本校の第2の校章となっています。
学習活動
「授業の充実こそ学習指導の要である。」との考えにもとづいて、真剣で魅力ある授業を展開するように心がけています。
予習・復習の徹底と習熟度に応じた指導を行っています。
1年生では英語・国語・数学で少人数指導を実施しています。
進路指導
きめ細かく、一人ひとりの能力や適正を分析し、類型・進路指導を適切に行っています。
また、3年間を通して、補習授業や実力考査等を計画的に実施し、全員に希望がかなえられるように指導しています。
生活指導
生徒全員が規則正しい生活習慣を身につけ、安全で楽しい高校生活が送れるように努力しています。
また、集団生活の中で社会性と自主性を身につけ、責任感のある生徒となるように指導しています。
道場箴規(どうじょうしんき)
旧制名古屋高商(現名古屋大学経済学部)の柔道場の壁に掲げられていたものである。
本校初代校長の鬼頭有一先生が、作者力富氏の了解を得て、これを道場に掲げると共に、好学の校風樹立の教材の一つとした。そしてそれが現代にまで受け継がれてきたのである。
1975年(昭和50年)4月に開校
道場箴規内容の詳細(解説)はこちら